皆様は「ガチホ」という言葉をご存知でしょうか?
ガチホという言葉は買って価格が上昇するまで持ち続ける…ガチでホールドするという略語のことです。
私はある意味仮想通貨マーケットにおいて一定の割合をガチホすることは最強だという説を4年前から信じています。
実際、4年前からいうとビットコインで当時5万円程度なので今は、10倍
イーサリアムは数百円程度なので、数百倍…
リップル/XRPは約1円だったので、40倍
これらの事例でいくと今のところガチホ最強説ということになります。
しかし、ガチホという言葉はよくトレーダーの人に馬鹿にされることがあります。
そうですよね。
価格が上がるまで、買いという選択肢しかないのですから、売りもできるトレーダーにとっては批判の対象になります。
私もこれまでよく周りから批判されることが多かったですが、今ではほとんどされることがありません。
もちろん
結果が出ているということもありますが、私が未だに一定割合ガチホしているのには明確な理由があるからです。
その理由は非常にシンプルであり
「仮想通貨マーケットは仮想通貨全体に資金が流入する可能性があり、仮想通貨全体の時価総額の拡大が望めるから」です。
言ってしまえば当たり前のことですが、仮想通貨は株式やFXとは違い、仮想通貨マーケットはまだまだ成長段階です。
つまり、仮想通貨全体…
いわゆるマーケット全体の時価総額の上昇を将来的に見込むことができます
反対に株式マーケットでいうとある程度成熟しているため、既存の株式マーケットに流入してくるお金の全体量はある程度決まっている(天井を迎えている)ことから、銘柄をしっかり選ばないとかなり勝利するのは難しいでしょう。
少し表現は違うかもしれませんが、極端に言ってしまうと株式市場に流れている、もしくは流れてくるお金の量はある程度決まっているから、それがどの銘柄に集中するかを当てないと勝てないということです。
かみ砕いていうと、株式に流れてくるお金の量ってある程度の想定ができるけど、仮想通貨にはそれが通用しないよね!ってことです。
もちろん、仮想通貨でも情報を取り続け、銘柄を選定していかないと勝てないとは思いますが、「マーケット全体にお金が流れてくる」という可能性は大いに期待できるため、たとえ売りから入らずとも、「ガチホ」という形で勝利しやすいマーケットだと私は考えています。
マーケットに新たな資金が流入してくると必然的に仮想通貨の価格は底上げされますからね。
現に私の周りでも凄腕トレーダーはたくさん存在します。
しかし、売りの技術を持ったトレーダーで仮想通貨マーケットを制している方にも
引けを取らないくらい私や、当初から一緒にガチホしている私の周りは「ガチホ」という形で成果を残せています。
私の場合はガチホと細かく動かすトレードの割合を7:3くらいにしていますが、
ガチホの分は一度も負けたことがないのです。
少し、屁理屈ですが、下落しても「含み益」という形でまだ損益が確定してないですからね…
逆を言えば買ってもいないと言われそうなので、あまり深堀はしませんが…
ちなみに私の周りの人で2017年以前に仮想通貨に参入してきた人の全体を10とすると、2017年末のバブルまでガチホできた人は2割を切っているでしょう。
でもその2割の人は残りの8割に比べて、大きな含み益を抱えているのです。
という話をすると「それって買うだけやん!!」と言われることがあります。
でも、それは違います。
買ってから、次なる銘柄選定の為に情報精査をしながら、銘柄の絶対量を積み上げる。そして、たとえ下落が来ても「持ち続ける」、もしくは資金の具合によっては買い増しする。
こういった下落相場などの逆風を耐え抜くための努力は常人ではなせる業じゃありません。
また、この「ガチホ」という行為を実践できている人が今仮想通貨マーケットに残っている人の割合のほとんどだと思います。
ここで、1つ「ガチホ」ができる人の共通点について考えてみましょう。
私の感覚的にいくと情報に敏感で情報収集を怠らない人が圧倒的に多いと思います。
理由を考えればわかることですが、情報に目を向けれない人は目先の「価格」ばっかりに目が行きがちです。
乱高下の激しい、仮想通貨マーケットで価格ばっかりに目がいくと、メンタルが持たなくなるのは明確ですよね。
我々「ガチホ軍」は価格だけに目を向けるのではなく、情報を追い求め、その情報をもとに有望な銘柄を選定し、積み上げていく…
この繰り返しが簡単なようで実際できないものだと私は考えています。
こういう話をすると「メンタル強いね」
と言われますが、日々情報にしっかり触れているからこそ、目先の価格にとらわれず、
こうして「ガチホ」することができるのです。
まあ余談ですが、こうやって情報を取っていると
ガチホしていることが自分の中で肯定され、だんだん慣れてきます。
これを「握力を鍛える」と言ったりもします。笑
最後にもう一度整理しますが、上昇を狙った「ガチホ」という戦法で私は為替や株式という成熟した土俵で戦おうという気はありません。
仮想通貨という今後全体の時価総額の拡大が望めるマーケットだからこそ、
一定割合「ガチホ」という戦法で戦えるのです。
というお話をすると、今からもガチホでいいの?
というお声も聞こえてきそうですが、それは100%とは言い切れません。
でも仮想通貨マーケット自体、今から規制が決まり、今から実需が伴ってくる段階であることは明確です。
つまり、私のいう「ガチホ最強説」が通用する条件には当てはまっているということから、引き続き「ガチホ」継続でございます。
情報を取りつつ、メンタルを保つためにコミュニティを活用し、
握力を高めていくのです!!!!!
2019.4.17コラムより一部抜粋
「斉藤圭祐の仮想通貨プレミア」