BTC,ETH,XRPに続く通貨はどういうもの?

 

私は最近、BTCを中心にお話する事が多いです。

 

 

なぜなのか?については先週のコラムを見ていただきたいですが、

何よりも既存の仮想通貨の中で一番完成されているから…

というのが大きな理由です。

 

 

 

そして、BTCに次いで、ETHはあらゆるアプリを構築するためのプラットホーム、そして、

XRPは国際送金という事で、今それぞれの分野においては仮想通貨の中では

パイオニア的存在であると言えます。

 

 

 

先日のコラムでも述べましたが、BTCが完成されているからと言って、今後必ず欠陥が見つからないとは

言い切れないこと、そして、価格の伸び代的な観点でいくとBTCよりも他のアルトコインの方が大きくなる可能性が高い

ということも考えると、今の相場でBTCを中心に戦略を組み立てつつも、他のアルトコインは

どんなものが伸びてくるのか?というのを想像しておく事は非常に大事と言えるでしょう。

 

 

 

私の中でも注目しているアルトコインはありますが、今日は2つの分野に絞って、

BTC、ETH、XRPに追随する可能性があるアルトコインのお話をしていきたいと思います。

 

 

 

それではまず1つ目です。

「匿名性の高い通貨」

 

匿名性が高い通貨というと、その名の通り、送り主と受け取り主の情報が

オープンではないような送金ができる仮想通貨の事を指します。

 

 

代表的なものでいくと

XMR、DASH、ZECの3つですね。

 

マイナーどころでいくとたくさんありますが、日本ではADKという銘柄がよく話題となっています。

 

 

 

 

これらの代表格3つでみても、微妙な特徴の差はあります。

例えば、送金、受信に関わった人の情報(例えばアドレス、やそれに紐づく名前情報)だけを

匿名にするものがあったり、送金の量や時間までも見えなくしたりなど、色々な機能があります。

 

 

 

なぜ、匿名性通貨のニーズがあるかというと、今、BTCやオープンな送金である通貨においては

あるウォレットから巨大なBTCの動きがあったから、何か起こるのではないか?

そして、このウォレットは場所的にアメリカではないだろうか?など、色々と推測をされてしまう現状があり、

これはプライバシーの観点から見ると問題点でもあります。

 

 

 

それはBTCやオープンな送金を行う仮想通貨の良さではあるのですが、将来的にBTCなどの仮想通貨が

我々にとって当たり前の通貨となった時、大きな送金をする事があるとするならば、

個人レベルでみても、オープンという言葉が何となく引っかかりませんか??

 

 

 

 

これが企業の資金の動きで考えると、

もっと見られたくない可能性が高まると

私は考えています。

 

 

 

もちろんオープンな送金といっても、

暗号化されていますから、基本的に

個人や企業が特定される事はありませんが、何かの拍子にある程度特定されるといった事は

日常でもよく見られるケースであります。

※どこの国に?というのが追跡されたりすることがあるからです。

 

 

 

また、スイスなどの富裕層が多い地域で匿名性の高い通貨は本領を発揮するのでは?と言われています。

 

 

例えば、100億円を持っている富裕層がいたとして、預ける金融機関を分散するというのも1つでしょうけど、

金融機関の破綻リスクなど様々なリスクが想定できることから分散という考えに行き着きます。

 

そして、100億の資産を持っていることを周りに認知される事を嫌う人もたくさんいるでしょう。

 

 

そんな時に資産の一部を匿名性の高い通貨を活用し、ウォレットで保管できれば、誰にも持っている事がバレる事なく、

ある意味金融機関に資産を預けるよりも安全だと考える人がいるかもしれません。

 

 

 

このように匿名性通貨は例えば、

企業間のお金の動きや、個人レベルでも必要になるケースなど…

将来的に一気に需要が高まる可能性があるのです。

 

 

 

ただ、匿名性通貨は日本でもコインチェックが扱えなくなったりと、ある国では取引をできないようにするなど、

規制の影響を受けやすい、そして、匿名だからこそ犯罪に使われるリスクが あると言われています。

 

 

犯罪に使われるという事に関しては直接、我々にとって害はありませんが、

犯罪で多様されればされるほど、大きな規制が入る可能性が高まります。

 

そもそも将来的に普及していくか?

というのは少し見えにくい部分もありますが、かなり潜在ニーズという意味でいくと

非常に期待できると言えるでしょう。

 

 

 

あとは、XMR、DASH、ZEC、

ADKなど、どの通貨が生き残るか?

という観点で見た時に、差別化が中々難しいので、選びにくいというのが、あえてのデメリットですかね。

 

 

個人的には送金スピードも伴っているDASHに注目していますが、アメリカではXMRが人気という声も

よく聞きますので、今は中々判断が難しいですが、先読みして保有しておくのも1つ面白いと考えています。

 

 

 

以上が1つ目の匿名性の高い通貨に関してでした。

 

 

 

 

 

2つ目はプラットホーム系通貨、もしくはプラットホームを助ける通貨です。

 

現在プラットホーム系通貨代表というと、イーサリアム/ETHが挙げられますが、

私は他のプラットホーム系の通貨も、ETH、XRPの次で考えた時に、今後大きく伸びる

可能性が高いと思っています。

 

 

理由はイーサリアムは何かに特化しておらず、あらゆるアプリケーションが入り込んでいるため、

ネットワークが混雑するといった問題点が多発するからです。

大きな箱があってそこにどんどんアプリが入り込んでくるので、その箱がいっぱいいっぱいに

なりつつあると言われています。

 

 

そこで、例えばTRONのようにエンターテイメントに特化したプラットホーム、ADAのように

オンラインカジノに特化したプラットホーム、何かに特化してはいないものの、とにかく高速処理をできる技術を実装し、

ネットワークの混雑を避ける事ができる設計のTEZOSなど、イーサリアムの苦手なところを補う形で設計された、

プラットホームがどんどん認知され始めている雰囲気を感じます。

 

 

 

また、イーサリアムと連携をし、イーサリアムにネットワーク容量を貸し出すといったプロジェクトも出てこれば面白いのでは?

というようにも考えています。

 

 

とにかく、イーサリアムの問題点を解決できる、もしくはある点においてイーサリアムよりも

利点があるプラットホーム通貨については非常に今後伸び代があると言えるでしょう。

 

 

ただし、デメリットというか懸念事項としては、イーサリアムと同様にプラットホーム通貨は、

そのプラットホームに価値があるのであって、そのプラットホーム内で使われる通貨の価値が

中々イメージしづらい点や、あと、たくさんのプラットホーム通貨が出過ぎて、

どれが伸びてくるのか?現状イメージしづらいパターンが想定されます。

 

 

私も現状、TEZOSやTRONにはかなり注目はしていますが、今後、

他のプラットホーム通貨の情報も、もう少し追っていこうと考えています。

 

 

 

以上2つの分野〔匿名性、プラットホーム〕が、私が考えるBTC、ETH、XRPに続く仮想通貨です。

 

 

 

私的には、プラットホーム系通貨より、匿名性の高い通貨の方が、シンプルでイメージしやすいですが、

ただ、日本人が買えなくなるなどといった規制の部分が引っかかって中々手を出せていない現状があります。

 

 

 

是非、皆さまもこのプラットホーム通貨はどうですか?といったご意見があれば是非、教えてください。

無数にあると思いますから…

 

 

 

 

そして、最後になりますが、

では他のアルトコインはどうなの?

という疑問もあると思います。

 

 

 

その疑問については、私の仮想通貨に対する根本的な考えに基づく回答があるため、

明日のケイスケ・サイトウちゃんねるでお話したいと思います。

 

 

 

 

まず、今はBTCを中心に考えるスタイルは変わらないものの、次なるアルトコインバブルを意識して、

あまり注目されていないアルトコインから掘り出し物を探すのも1つ面白いという考えは常に備わっているため、

たまには主要コイン以外の話をしてみようと思い、今回このトピックにしました。

 

 

また、明日はその他のアルトコイン、アルトコインに対する基本スタンスについて

お話できればと思っておりますので、お楽しみに…

 

 

 

 

本日もありがとうございました。

 

 

 

2019.9.18コラムより一部抜粋

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