「日本の投資教育」

久々に仮想通貨の話以外についてお話できればと思います。

 

 

 

これは3年前、私が香港に行った際のお話です。

まだ、投資の経験や知識が今よりも著しく浅かった私ですが、香港の世界的な銀行であるHSBCに私は足を運びました。

 

 

そもそもHSBCに行った目的は日本円だけ持つリスクに恐怖を感じ、HSBCの口座を開くことで、

香港ドルも保有しようと思ったからです。

※ドルと円の価値は対ですから、ドルと円に分散しておこうという漠然とした意図がありました。

 

 

するとそこでは、運良く、銀行のマネージャークラスの方が私の口座開設を手伝ってくれました。

 

 

 

そこでのある会話が今でも鮮明に覚えています。

 

私=わ

銀行のマネージャー=マ

 

 

 

 

「あなたは日本の銀行を通して何か投資してるの??」

 

 

「いや、特にしてないです。知識が乏しいもので…」

 

 

 

「その年齢で投資のスキルが身についてないのはこの国だったら問題だよ。」

 

 

 

「今から学んでいきたいと思います。」

 

 

「日本の銀行の方と運用の話をするけど、日本にいると投資がしづらいよね。」

 

 

「何で?理由は?」

 

 

 

 

「日本の金融機関は運用のプロじゃない人がお客様サポートに入る傾向があるから、売りたい商品…

言い換えると国債などの企業として売らなければいけない商品を勧める傾向があるんだ。」

 

 

現に、HSBCにくる日本人に毎回、何かに投資してるかい?と聞くけど、何でそれに投資してるか?

ひどい人は何に投資してるか?

今自分のポートフォリオは何なのか?

までわからない人の割合が大半だよ。

 

 

 

 

 

 

「そうなんだ。(自分の周りでも○○さんが言うからという理由で投資をしている人をよく見る…)

何で、国によって違いが出ると思う??」

 

 

 

「それは投資教育の差だと思うよ。

香港では、小学校、いや早ければ幼稚園から投資教育に入るんだ。

そのおかげか知らないけど、収入の割合について労働収入が6割〜7割で、

3割、4割は投資…いわゆる運用収入が占めるんだよ。」

 

 

「約4割も投資収入なの??それは凄いね。」

 

 

 

「逆に労働という1つのキャッシュを生み出す卵しか持たない事について不安はないのかい?

僕らは国についても100%信用をしていないし、常に世界に分散投資をする事で、

お金がお金を生む仕組みを作っているし、一国に資産を集中しないことが僕らにとって心のゆとりに繋がるんだ…

 

 

 

 

「色々ありがとう。

もっと投資について勉強するよ。

ちなみに日本はなぜ投資教育が無いと思う?」

 

 

 

「海外への資金流入を嫌うからだろうね…」

 

 

 

 

 

 

というのが私が当時した会話の流れです。

英語ペラペラで話しているように見えますが、がっつり通訳の方はさんでます。笑

 

 

 

このHSBCのマネージャーとの会話をきっかけに私は投資について興味が湧き、

仮想通貨に投資をしていることも肯定する事ができました。

日本のメディアの報じ方を100%信用してはいけないとも思いました。

 

 

 

今現在、香港はデモ中ですが、それを抜きにして、労働収入に加えて投資収入も作る事が当たり前になっている事に驚き、

そして日本になぜ投資教育が入らないのか?と考えました。

 

 

HSBCのマネージャーが述べた

「海外への資金流入を嫌うからだろうね」という言葉…

裏を返すと海外の商品を知るとそっちの方がいいものが多いから!!

と言っているように聞こえました。

 

 

少しバカにされた気もしましたが、現に日本の金融について調べてみると、ほとんど利回りを追求できるものがありません。

というよりも追求する方も少ないからそれでいいのかもしれません。

そして、保険や銀行といった預けても、実際そのお金が何で運用されているのか?

というのが明確になっていない、というか情報が中々つかみきれない事に気付きました。

 

 

 

 

そこで、私の推測ですが、

日本は借金を抱えており、そしてその借金の担保は国民の金融資産である…

 

 

そして海外や仮想通貨にお金が流出すると、国が管理できないお金が増え、困る…

だから、投資の知識をつけさせない。

投資教育を行わないのかな??

 

 

考えてるうちに自分の中でそう思いました。

 

以下の画像を見ていただくと明確なのですが、日本国民の金融資産のうちの50%以上は金融機関への

現預金だと言われており、これは他国に比べて異常値であると言われています。

 

 

 

 

 

このコラムを通して、投資を必ずしなければいけないとか日本以外に資産を預けないといけないということを言いたいのではなく、

海外との教育の違いを知った時に、せめて、投資教育や投資やお金について学ぶ権利は我々にもあるし、

それを学んだ上で実際やるべきか判断しないともったいないと思いました。

 

 

仮想通貨に関しても政府がアメリカなどに比べて後ろ向きというか、目先の税金をがっつり取りにいっている事に対しても、

国の赤字を以下に早く補填するか?という守りでしかない行動になっていると思います。

 

 

でも、その国にとっての守りの行動は、必ずしも国民の資産を守る事に直結するわけではなく、

時には国民の資産を脅かすものに変わる可能性があるものだと過去の歴史から認識しています。

 

 

 

 

私自身、当時、HSBCマネージャーの話をした時から、将来的にお金や投資や金融の知識についての

塾のようなものを作りたいなと考えていました。

 

 

 

 

今、形は違えど、仮想通貨という金融革命になり得る情報を皆さまにお伝えできている事は1つ夢が実現したと言えるでしょうし、

自分自身、お金の勉強をすればするほど、仮想通貨という国に直接左右されない通貨への魅力はますます高まる一方です。

 

 

 

 

そして、同時に仮想通貨が我々の生活に直結する時代がもし、くるとすれば、早くから学んでいる

私達にとっては非常に有利になる可能性があると思っています。

 

 

 

世界的に見た時に、デジタル通貨、仮想通貨、ブロックチェーンの知識があるか?ないか?で投資において

優位に立てる時代が日本でもいずれくるのではないか?

と真剣に思っていますし、そうなった時は今の仮想通貨の現物はどうなっている事でしょう^ ^

 

 

 

 

そして、仮想通貨で大きくリターンが取れた場合??

皆さまなら、次にどういう分散投資をしますか??

 

プランは

整っていますか??

 

 

 

 

こういった投資やお金の知識についても、これからまだまだ学んでいきたいと思いますので、是非、このプレミアでは

仮想通貨に限らず私が気づいた情報も共有しくことで、少しでもお役に立てればと思います。

 

 

 

 

本日は少し仮想通貨とは違う内容でしたが、ありがとうございました!!!

 

 

2019.7.31コラムより一部抜粋

「斉藤圭祐の仮想通貨プレミア」

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