「資産防衛と運用」

今週は仮想通貨に特化というより、私がこれまで学んできた資産防衛と運用についてお話をしていきたいと思います。

※個人的な主観もかなり入っておりますので、皆さま自身でご判断をよろしくお願いします。

 

 

 

さて、皆さまは「資産防衛」を意識していますか??

 

資産防衛とは…

噛み砕いていうと「お金の守り方」みたいなニュアンスですね。

 

 

自分の資産を守るために色々創意工夫を行うことを資産防衛と言います。

資産防衛というと、たくさんそれに基づいた話ができますが、今日は中でも大切な「資産分散」という部分に特化して

お話したいと思います。

 

 

突然ですが、皆さまは分散投資を意識してますか??

いわゆるポートフォリオですね。

 

 

私は普段金融のお仕事〔資産防衛アドバイザー〕をしているので、数々のお客様と会う機会が多いです。

企業の社長、主婦の方、若手正社員の方など、幅広い層の方とお会いする機会がございます。

 

 

 

私はお会いした方には必ず質問する事があり、それはどのような分散をしてますか?〔ポートフォリオを組んでますか?〕という事です。

 

 

この質問を聞くと、

三井住友とゆうちょと、銀校で投資信託と、生命保険と、積立年金といった声…いわゆる日本国内ではしっかり分散しているよ

というお声がよく返ってきます。

 

 

私は香港によく行くから分かるので香港を例に出しながらお伝えすると、

日本の香港の方の「分散投資」には大きな違いがあります。

 

それは日本の場合は日本国内での分散…

いわゆる円資産の分散が大半に対して、香港の方の分散は世界分散投資を意味します。

 

先日もコラムでお話しましたが、円をもつという事は日本に投資をしているという事を意味します。

つまり、日本国が衰退すればするほど、極端に言えばダメになれば自分の資産が守られる保証はないのに対し、

香港の方の場合は世界の通貨も分けてもつ事が当たり前なので、自国に何かあっても他国に分散投資している資産は影響を受けない…

つまり、守る事(防衛)ができます。

 

 

 

現に、私はHSBCと呼ばれる世界的な銀行口座を持っていますが、その口座ではネットバンキングの操作一つで香港ドルを持ったり、

米ドル、リンギット、ウォンなど、世界中の通貨を自由に保有する事ができます。

※日本の銀行でネットバンキングで世界の通貨が持てるよ!っていう口座があれば是非教えてください。

 

 

それだけ、香港や海外は世界的に壁がなく分散投資するハードルが低く、主流になっているのです。

 

 

私は日本国が衰退するリスクも米国が衰退するリスクもどんな国でも衰退するリスクがあると思います。

ただ、1カ国が衰退するより、2カ国同時に衰退、あるいは崩壊する方が確率的には低いですよね?

 

であれば円資産を100%に設定するのではなく、極端にいうと円を50%、ドルを50%保有する方が自分の資産が一気になくなる、

あるいは目減りするリスクを減らせるという考えです。

 

円が下がればドルが上がり、ドルが下がれば円が上がる等…

円とドルは対の関係ですから、そういった分散をする事は危険!ではなく、むしろ私にとっては安心につながります。

 

 

こういう話って私も勉強したからこそ、今の知識があるのですが、日本ではなかなか情報がない気がしませんか??

 

そうです。

日本と香港にはまた、教育において大きな違いがあります。

 

日本では高校、大学を出たら働いてお金を稼ぐのにも関わらず、学校でお金の勉強や利回りや運用の事を学ぶ機会が

ほとんどないのに対し、香港で小さい頃から投資教育が行われるというのです。

 

なので、日本は銀行預貯金だけで過ごす方が大半なのに対し、香港では資産のうちの50%近くは運用に回す。というのが

当たり前になっています。

その結果、日本の方の収入の平均割合は給与収入9割、投資運用が1割というのに対し、香港の方の場合は給与収入が6割、

投資運用が4割という大きな結果の違いが出ているのです。

 

 

こういった教育の差が日本人国民の金融資産の5割が預貯金という結果を生んでいるのです。

ただまあ、ここからは私の憶測でもありますが、日本でそういった教育がないのは、そういった教育をすると、

国民が利回りなどを意識し、海外にお金が流れてしまうからだと思います。

 

 

ご存知の通り…

日本は借金大国ですね。

その借金の担保は国民の金融資産です。

 

その資産が海外に流れる=借金の担保が減るというロジックになり、日本国としては国民を銀行預貯金に誘導するように

しているのかな?と私の持論ですが、そう解釈しています。

 

 

ちなみに日本の保険商品も実質の利回りが5%を超えるものは無いと言えるでしょう。

※あるなら是非教えてほしいです。

 

ただ、海外では5%〜10%を狙える商品がゴロゴロあることから、日本で投資教育が当たり前になると

海外にお金が流れる事は明確でしょうね。

 

 

 

どちらが良いか?

というのは人によって違いますが、私の中での分散投資は日本だけでなく、海外でも分散して投資することを意味します。

 

仮想通貨もその観点でいくと、日本の円だけをもつリスクを回避できる手段の一つだと考えると、今直近の値段だけを

気にする必要が無いと思えますね^ ^

 

 

 

参考程度に私は

 

現在、国内での保険は生命と医療に関しては掛け捨てで入って、運用や分散を意識して海外で積立型の保険と、

また海外の銀行口座で、ドルやマレーシアのリンギットを保有しています。あとそれにプラスアルファは仮想通貨ですね…

 

 

後々にはキャピタルを狙う海外不動産投資を考えていますが、現状は海外と国内の金融機関を活用して分散投資をしています。

 

 

最後に質問です。

 

例えば、将来的に5億円の資産ができたらどうしますか???

 

 

 

私なら、世界に分散投資しながら、金融商品等を活用しながら、5%~10%の利回りを得て運用益をもらいながら元本を減らさず、

運用で生活し、自分でやりたいビジネスにトライし続けます。

 

5億円もらったらそのお金でベンツや家を買おうではなく5億円で年利5%運用したら年間2500万円の収入が入るので

その2500万円でベンツを買ったりするほうがよっぽど合理的だと思います。

 

 

そのために5億円のキャッシュを作ろうと考えるとすごくやる気がわいてきます。

 

5億円稼いだ後の明確なビジョンや行動計画を持っているほうが確実にそこにたどり着くスピードが早いと思います。

 

 

理由としては5億円手に入れたらベンツを即買うということは、普段から収入が入ったら、それを運用するのではなく

物を買ってしまうからですね。

 

かなり、極端なお話をしましたが、もし仮想通貨がバブルを迎えた時、皆様はその利益をどのように使う・運用しますが、

この答えを皆様なりに是非出してみてください。

 

 

こういった考えを繰り返しているといつの間にかその考え方が定着し、投資や運用がもっと楽しくなりますよ。

 

 

また、こういったお話を定例会や飲み会の場でも情報交換しましょう!!!

 

 

2019.5.8コラムより一部抜粋

「斉藤圭祐の仮想通貨プレミア」

http://vc.medu.biz/skvcpremiere/

 

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