これまで、仮想通貨におけるバブルやブームは非常にインパクトがありました。
ICOバブル、ハードフォークブーム、取引所トークンバブル。
それらに関わった方で中には凄く利益を残さた方もいらっしゃると思います。
去年なんてまさしく、ICOを買って上場すればすぐ数十倍でしたから、その勢いは凄いものがありました。
では、界隈で次は何が注目されているでしょうか?
それはSTO〔セキュリティトークンオファリング〕
です。
セキュリティトークンとは?
簡単に言うと証券化された仮想通貨です。
証券化されるというのは金融商品として認められているという事を表すので、SECに届け出が必要になりますし、
SECに届け出を出したという事は不正な事は一切できなくなります。
あれ?
では証券化される事は投資化にとって非常に良い事じゃないの?
と思いませんでしたか?
その通りです。
ICOに比べてSTOはリスクも低く、投資家にとっては凄く安心感に繋がるものになります。
XRPがよく証券化される事に対して、マイナスなイメージが持たれているのは、SECの監視が無いからあのスピード感でやれているところもある、
また、SECの監視が入るとXRPの仕様を変更しないといけない可能性があるなど、今の発展にブレーキがかかる可能性があるので懸念されています。
そういう意味でいくとSTOは最初からSECの規定を満たして発行されるため、
私達にとっては1金融商品に投資するような感覚で仮想通貨〔トークン〕を購入する事が出来るようになります。
これまで日本でも悪質なICOがいっぱいありましたね?〔例えばスピンド◯とか、スピン◯ルとか、スピ◯ドルとか〕…笑
ああいった通貨は「何倍に上がります!」といった煽りが凄かったですし、
ライセンスを持たない方が代理店方式で販売していたため、詐欺紛いのものが多かったですが、
STOは常にSECの監視下のもとで運営されるので、この不安をクリアにする事ができるのです。
ただし、現在、トークンの証券性とは何か?どっからが証券だ?という正確な基準はまだありませんので、
活発化されるのはもう少し先でしょうが、近い将来高い確率で話題性を生むと思います。
個人的にはICOのメリットである、世界中の方々から数分で資金が集められるメリットを
組み込んだ形で実施されれば、間違いなく流行ると思います。
例えばSTOを買うときの契約はイーサリアムのスマートコントラクトを通して行い、支払いはBTCやETHで可能。
契約の証明はイーサリアムのブロックチェーン上で証明される。
という仕様とかだったら凄く面白いですよね。
仮想通貨という話題性に乗っかりながら、健全に資金集めが出来るのですから、凄くメリットがありそうです。
株式のように株を買えば配当が出るという仕組みも事前にスマートコントラクトに書き込んでおけば、
実現可能ですし、なんか夢が膨らみます。
今後はおそらくSTOトークンがどこかのタイミングで私の口から出てくると思います。
来年の6月までにFATFの仮想通貨に対する世界基準が決まるので、そのあたりの可能性も高いですが…
今、ICOに参加する事は凄くリスキーですが、STOは流行る可能性が高いと見ています。
その時にこれは!と思うものがあれば是非身を投じていきたいですね!^ ^
また、その時がきたらアナウンスしたいと思います。
今日はSTOトークンという言葉がどういうものか?という事だけでも覚えていただければと思います。
今後がますます楽しみです^ ^
2018.10.10.24コラムより一部抜粋
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「斉藤圭祐の仮想通貨プレミア」
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