仮想通貨の「半減期」

皆様、半減期というのはご存知でしょうか?

半減期というのはBTCでいくと、例えばマイニング会社が一回あたりに報酬として

貰える枚数が半分になるという事です。

これまでBTCのみならず、その他ほとんどの通貨は半減期の際に価格が上がっています。

 

それはなぜか?

BTCは管理者や開発者がいないので、少し例外ですが、その他アルトコインで考えるとわりやすいです。

 

おさらいですが、マイニングとは誰かがコインを送金する際に、承認して記録する作業を指します。

そのためにはたくさんの難しい暗号を解く必要が、それを最初に解いた人が承認者になれます。

この承認者になった報酬として、マイニング会社はマイニングしたコインを貰えます。

このマイニングの作業がないとコインは流動的に流れません。

 

つまり、マイニングを使った送金を採用しているコインの開発者側としては

マイニング会社には力を入れてマイニングしてほしい、

マイニング会社は収益の採算が合うならそのコインのマイニングをしたい。

という構図になるのです。

 

収益の採算というのはマイニング会社はマイニングをする為の

スーパーコンピュータのようなものをたくさん稼働させます。

その稼働を維持することにより、莫大な電気代がかかります。

また、マイニング会社はマイニングによって得たコインを売ることで収益にします。

つまり、収益 〉電気代という式が成り立てばビジネスとしてOKなわけです!

 

それを踏まえて半減期に触れると半減期は単純に一回あたりのマイニング作業で貰える

枚数が半分になる〔BTCでいうと、2020年に12.5→6.25に減少〕事からマイニング会社の収益が下がります。

つまり、マイニング会社にとってはマイナスな情報な訳です。

 

しかし、一つだけマイニング会社の収益が下がらない方法があります。

それは、通貨一枚あたりの価値が上がる事です。

簡単にいうとBTCは現在約80万円、それが2020年に、

160万になっていれば枚数が半分になっても現在と収益は変わらないということになります。

もちろんマイニング会社はもっと価格伸びると思って参入してきていると思いますが…

 

ここで一つテクニックです。

昨年の私の短期トレードの成功事例と共にお伝えします。

昨年12月の初め、ETC〔イーサリアムクラシック〕が一気に3倍になりました。

私はその11月末あたりから、仮想通貨資産の10割全てをETCにしていました。

 

それはなぜか?

ETCが12月中旬に半減期を控えており、なぜかその1週間前に、ETC側が、

マイニング会社向けにサミットを行うと大きく告知したのです。

 

私はそこで、開発者側が何を考えているのか?という事を考えた時に閃きました。

ETC側が半減期を迎えるにあたって、マイニング会社に収益を下げないような〔価格をあげるような〕

発表をもってくるのではないか?とETC側としては流動性を担保するために

マイニングしてもらわないと困る訳ですから、この考えに至りました。

 

案の定…

そのサミットにて、ETCの大幅アップデートや、ハードフォーク、IOTとの連携、

イーサリアムとの共存など、盛りだくさんな発表があり、ETCが暴騰しました。

あっという間に3倍だったので、私は勝負して良かった。と思っています。

 

つまり、マイニングを採用している通貨の半減期を抑え、

その前に行われるサミットや会議については非常に注目!だと言う事です。

 

ちなみに私が次に注目している半減期のコインはLTC〔ライトコイン〕で

これは2019年8月あたりだと言われています。

ライトコインは決済通貨としては海外で非常に有名所なので、

その直前には注目していきたいと思っています。

 

その他通貨の半減期も少しずつ共有していきますね。

いかがでしょう、BTCの半減期、BCHなど、

それぞれの半減期を押さえて立ち回るのも短期的には面白いと思いませんか?

 

短期でも2倍近く取れれば、その1年間で見ても投資としては大勝ちです。

このような半減期近くは私も敏感に情報を押さえて立ち回っていきますので、

皆様も是非一緒に半減期を立ち回っていきましょう。

 

2018.8.29コラムより一部抜粋
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