こちらは明日のケイスケ・サイトウちゃんねるでも捕捉解説しようと考えている議題です。
では、解説していきます。
去年の中盤くらいから、私はビットコインを中心とした投資戦略にシフトし、所々、強いイベントが
あるアルトコインに投資するということを行ってきたことで、今のところ、
リターン的にも割と良い状態をキープできています。
ただ、私の口から、BTCやXRPの話題は出るのに、時価総額2位であるETHの話題が
あまり出ない事疑問を持っている方もいる事でしょう。
そもそもプラットホーム通貨とは、その名の通り、基盤のようなイメージです。
例えるなら、iPhoneです。
iPhoneはiPhoneという基盤に色んなアプリを詰め込む形で使うことができてますよね?
イーサリアムとは簡単に表現すれば、iPhoneみたいな役割なのです。
ただ、イーサリアム自体に実物はないので、もう少しわかりやすくいうと、
Google検索プラットホームです。
皆さまも、今分からないことがあれば、「ググる」という言葉があるように、
Google先生に聞けば、世の中のだいたいの事がわかりますよね??
あれは、Googleというプラットホームにたくさんの情報が載っているからこそ、
我々はいつも気軽に情報を取り出す事ができます。
つまり、プラットホームという意味でイーサリアムは、iPhoneやGoogle、
どちらとも同分類に位置します。
そんなプラットホーム通貨は?
というと、イーサリアムのみではなく、例えばADA、EOS、XTZ、LSKなど、
様々なプラットホーム通貨が存在します!!
ではそんなプラットホーム通貨がたくさんある中で、本題の「なぜこれまで
プラットホーム通貨に積極投資してこなかったか?」という点について触れていきます!
理由は3つあります。
1つ目はプラットホームと通貨は別で分かりづらい点です。
良く周りに、仮想通貨なに持ってる?
と聞くと、イーサリアムを持っているとお答えされる方がいらっしゃいます。
正確にイーサリアムはプラットホームの名称を指し、イーサリアムの中で使われる
「ETH」に我々は投資をする訳です。
この部分の理解が一般のユーザにはしづらいと考えており、知らないうちは何となく
イーサリアムを買ってる!で良いのですが、本質を理解したときに、私もそうでしたが、
「よくわからないな?」という状況に陥ったからです。
2つ目はプラットホーム通貨がとにかく種類が多い事です。
仮想通貨は次々世に出てきます。
そして、プラットホーム通貨はどんどん世に出回ってきます。
イーサリアムにくらべて
「処理速度が速い」
「セキュリティが高い」
「容量が多い」
など色々な差別化がされて、世に出てきますが、とにかくプラットホーム通貨として
一括りで見たときに、最後本当にどの通貨が残ってくるのか?
という点が、数が多い故に難しいなと感じています。
3つ目
通貨が本当に必要であるのか?通貨そのものに価値があるのかが理解しづらい
BTCだったら非常にシンプルです。
中央管理者がおらず、金〔ゴールド〕と同様にどこの国の所有物でもない特性を持つ通貨…
1つの国の持ち物ではない為、各国の経済状況などに価格が左右されにくい。
また、通貨の発行上限も決められている。
というようにBTCを持つメリットが「資産保全」というように割と明確化されています。
なので、BTCを買ったら、こういうメリットがあるということをある程度表現することができるのです。
要は、通貨自体の用途がはっきりしているということですね。
一方で、ETHについて、我々が直接使うメリットはあまり明確でないと考えています。
確かに、イーサリアムについてはたくさん、将来の明るさを示すニュースが出ますが、
それはイーサリアムのプラットホームの情報であってETHという通貨そのものに関する
ニュースというのはほとんど見ない気がします。
イーサリアムという名の株を買う感覚でETHを買うのは良いとは思いますが、いまいち
イーサリアムとETHを見たときに、イーサリアムの魅力は凄いが、ETHの価値の部分が理解しづらい部分が
突っかかるので、私はこれまであまり、イーサリアムには積極投資を行なってきませんでした。
では、今後、これらのプラットホーム系通貨の未来が暗いのか?というとそれは
全然そう言い切れないと思います。
例えば、極端なお話でいくとイーサリアムのプラットホームがとんでもない
発展を遂げて、Googleのような我々にとって必要不可欠な存在になったとします。
そこでの決済は全て、ETHで行う必要があり、そのETHは発行上限を設けます。
など、ETHがないとイーサリアムプラットホームを利用できないといった、
ETHの価値づけをする仕組みが必要になってくると考えており、逆にその価値づけができた、
プラットホーム通貨が現れるものなら、それは価格上昇も期待できるのではないかな?と思います。
もしかしたら、BTCの上昇幅を一時期大幅に超えるような形で上昇することもあるかもしれません。
このように、私はプラットホーム通貨に未来がないと言いたい訳ではなく、
これまで投資してこなかったのは「通貨そのものの価値」の部分が見えにくかっただけであって、
今後、価値づけに期待できるプラットホームが現れたら、買いを検討することとなると思います。
もし、そういった情報を掴んだら、是非共有したいと考えています。
以上、私がこれまでなぜプラットホーム通貨に積極投資を行ってこなかったのか?という理由になります。
明日の動画で、同様のお話を捕捉入れながら説明したいと思います。
2020.5.27コラムより一部抜粋